■昔の話 その2


まずは、また昔話の続きから・・・

「ザ・浄化 」をつくる
操がやっていたそれまでの気功治療では、結界を張っていても重病の方を浄化すると手が冷たくなってしまうことが多く、ヒーリングした後の邪気を始末する必要もありました。また、私も霊的なリーディングのため魂を呼んだ時に、強力な変なものが一緒に付いて来てしまい、大変な目にあったことがありました。その時習っていたシータヒーリングのやり方で取ろうとしたのですが、クラウンチャクラにそれが貼り付いているので(上昇もできなくて)うまく取れず、3日がかりで操にやっと外してもらいました。それで、霊的な害になるエネルギーを取る「浄化」は必要だね、ということで、操がユニバースを編集して浄化のエネルギーを作り始めました。
始めは霊的なものからのマイナスな影響を取るエネルギーという考えてでしたが、さらにもっと大きな悪魔的なもの、生きた人間からのマイナスな思念体、家や土地の塵垢のように溜まったマイナスエネルギーなど、だんだん範囲が広がり、やがて、その人にとってマイナスのエネルギー全体を浄化するエネルギーとなりました。

*「ザ・浄化」による浄化
ある日、家と土地を遠隔で浄化してほしいという依頼が入りました。その時は家土地の浄化は以前にもやったことがあって、少し時間がかかるかな、と思いました。「では明日の午後2時に電話して行います」と電話を切りました。ところが夜になって、「ちょっと状態を下見しておこう」と思いエネルギーを繋いだとたん、エネルギーが凄い勢いで流れ出し、どんどん勝手に流れてしまい、あっという間に浄化が終わってしまったことがありました。これにはもうビックリでした。もともと自分の力でやっているわけでないので、自分達はパイプのように、ただ流れるままに任せておけばいいのだと思いました。
ユニバースの浄化は本来在るべき所に上げてあげるやり方なので、自分に跳ね返りが全くないので安心です。霊などを浄化すると「お礼」を言われたり、場所の印象が明るくなったりします。関係性や潜在意識など本人が意図しないマイナスなものにも作用していきますので、とてもオールラウンドな浄化エネルギーです。
ところで、エネルギーのネーミングは、いつも何となく降りてくるようなのです。作っていると名前が思い浮かんだけれど、知らない英語だったので調べてみるとピッタリの意味だったということもありました。

マインドフォースをつくる
マインドフォースも始めはありとあらゆるエネルギーを編集して精神面を調整するエネルギーを自分たちで作っていました。波動療法の周波数をエネルギーで入れたり、脳内伝達物質を整えるエネルギーを封入したりと、エネルギーをペットボトルに封入して貯めていました。するとそこへ、ユニバースからの「マインドフォース」が入り込みました。高気圧のように暗雲を吹き上げて青空を広げるイメージ、石段を踏みしめ登る強い脚のイメージが添付されたエネルギーでした。「マインドフォース」で最初にヒーリングした方は、30代の女性でしたが、3年間のうつ病が1回のヒーリングで終了しました。本人に治る準備ができていたからなのですが、今までにないエネルギーの効果を実感できました。

「調整」をつくる
「調整」は手動のやり方を何回も実演して、それをエネルギー的に貯めて作りました。チャクラを手で調整したり、骨格を調整したり、エネルギーフィールド全体が整うようにエネルギーが編集されています。これによって、たとえ小周天やチャクラなど知らない初心者でも、全身の調整が簡単にできるようになりました。「調整」のエネルギーはとにかく体を動かして、汗して作ったなぁ・・と思い出されます。

ユニバースが見せてくれた不思議な世界
ユニバースエネルギーはその間も毎日のようにやって来て私達に入り続けました。たまに来ない日があると「今日は来ないのかな」と残念に思うくらいになりました。エネルギーを受けとることにも慣れてきて、タイミングによっては「ちょっと待っててね」と用をいそいで済ませ、イスに座って「受け取ります」と言うまで待っていてくれました。夕飯後、ソファーに座って、夫婦二人でエネルギーを受けとる日が何日か過ぎました。

ある日、いつもと違う時間に来て、エネルギーを受けるときに何となく「今日のはいつものと違う」みたいな予感がしました。そして何故か手に石を持ちたくなりました。クリスタルは軽すぎるように思え、ずっしりしたおにぎり大の丸い石を両手に一つずつ持ってイスに座りました。するといつもはエネルギーが入ってくるのに、この日は逆に連れて行かれるように凄い勢いで体からスッポリ抜けそうになる感覚がありました。そのまま私は1時間ほど目を閉じていました。そして目を開けたとき、何かが分かってしまったような気がしました。手に持った石は汗ばんで温まっていました。違うところから「戻ってきた」感がありました。窓から風がそよそよと入ってきて、外から人の話声が聞こえてきました。旅行から戻ってきたときのように見慣れた景色が新鮮で愛おしいものに感じられました。「なんて素晴らしい世界・・」と感じました。そしてこの時から、自分に無関係なものは無いと感じました。
その時何となく悟ったというか、この現実世界の成り立ちというのが、脳を通しての意識でつくられた世界だとわかったのです。エネルギーとして私達はパーツでなく全てのものと繋がって成り立っていました。何故、遠隔ヒーリングができるのか、何故エネルギーは時間を超えて作用できるのか、この時すべてが理解できました。

・・・ダイヤモンドの粒が集まってシャーベットのようになっていました。密度の高いダイヤモンドダストの中で自分の粒も虹色に光り輝いていました。お互いの光が楽器の音色のような響きになって共鳴し合って聞こえていました。そしてそこは陽だまりのように暖かく明るい場所でした。そしてそれは脳の神経細胞のようでした。一つ一つの細胞がシナプス結合によって網の目のように繋がり、信号や情報を瞬時に共有しているのです。それぞれが発信したものが回りにさざ波のように広がっていきました。全てのものが情報を発信し・共有して、虹の光のようになっていました。そしてそれは大宇宙のようでもありました。無数の星たちが銀河を形成して瞬きながら光っていました。飛行機から見る都市の夜景のようにどんな遠い灯りの星もみんな見えない秘密の道で繋がりあっていました。私は「すべてが繋がりの中にある」と感じたのでした。

こういう経験というのは起こってみると「ああやっぱり」と思い当たるものなのです。
私はその後「カタカムナ」という日本の古代文字文献を紹介した本を読んだのですが、カタカムナ人はすでに大昔にこのことを知っていました。カタカムナ人の天然に対する深い直感は、現実の背後にあるエネルギーの世界や、宇宙や世界のように巨大なものからミクロな原子までに、共通のパターン(相似象)があると見抜いていました。それは旧石器時代後期から新石器時代の文献と言われているものですから驚きです。

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