ユニバースでは、前世とかカルマはあるのかもしれないが、それに重点を置かず、さらっと考えてもう良くなったその影響はなくなったとするとしています。そのようにインダクションで解決するとしています。いろいろな考えの療法があります。前世まで遡ってそこでの原因を解決して今に結びつけるというものもあります。とても素晴らしい療法と思います。しかし、ここで問題なのは多くの人は言われ放しという事です。自分の問題がまったくかやの外ということです。ようするに自分にはまったく判らないままで進む事ですね。

何年か前から森田健さんという方の「生まれ変わりのむら」というのを読んでいます。それによると亡くなった時に、いわゆるあの世の入り口でおばあさんがスープを振る舞っていて、それを飲むと生まれ変わった時に前世の記憶がなく生まれる。飲まなければ前世の記憶を持って生まれかわれるというものです。では、前世の記憶があるとそれに囚われてしまうのかというと、そうでなく何でも判っているので幸せに平和に暮らせるそうです。判らないことにフォーカスせず、判っている今の自分を認めさらっと生きた方が幸せなのですね。（操）